★一口映画レビュー★

このコーナーでは、私が見た映画のレビューを簡潔に紹介していきます。
ブノワ・マジメル主演『ピアニスト』は、ショッキングだったので、
別コーナーにしました(汗

「女と女と井戸の中」97年オーストラリア

オーストラリアのど田舎に住む、孤独な40代の独身女性
ヘスタと金髪フーテン娘キャサリン。
ヘスタが土地家屋を売って小さな家に引っ越したあたり
から2人の関係は変わっていく。ある日酔った勢いで人を
轢き殺し、遺体を古井戸に放り込んだが、その翌日から。
ヘスタ役がうまい!表情だけで中年女性の孤独や渇望やら
何やらを演じて、閉ざされた世界の狂気をジワジワ出しています。
顔見ているだけで飽きません。
でもなー、キャサリン残酷すぎ。スッキリ感はありませんが、見応えあるお薦めの一品です。

「コーンウォールの森の中へ」98年英国

確か「森で暮らす老人と、知恵遅れの青年との出逢いを通して
生命の大切さを知るヒューマン・ドラマ」という触れ込みでした。
森の老人が逃亡中の殺人犯だった、という設定はいいとして、見ている
うちに、いつの間にか青年の義理の親父が老人を絞め殺し、青年が親父を
殺して証拠隠滅するという、鮮血飛び散るスプラッターなバイオレンス
映画になっていました。
こんなのヒューマン・ドラマちゃうねん!!

「ブエノスアイレス」97年香港

好きっす♪ウォン・カーウェイ監督。なぜか英題は「ハッピー・トゥギャザー」。
でも邦題のブエノスアイレスの方が、地の果てみたいな感じで似合っています。
内容は「ホモの腐れ縁」。出だしから、レスリー・チョンとトニー・レオンの
濃いぃラブシーンですが、レスリーが役者らしく演じているのに対し、トニーの
顔、まじ嫌がっていておもしろい!
美しい2人が、地の果てのダンスホールで頬を寄せ合って踊るシーンは美しい。
音楽もすごくイイ!思わずサントラを買いました。


「王は踊る」2000年フランス
昨日17世紀フランスのイ14世とその音楽師リュリの悲恋を描いた
「王は踊る」という映画を見ました。
バイセクシャルの美青年の、超ノンケ美青年に捧げる片想いと残酷な結末に
ほろりとくる一方、そのルイ14世役のノワ・マジメルの美貌に圧倒されました。
結果として、サンジュストを演じるならブノワ・マジメル!
国際結婚するならブノワ・マジメル!(のような男)
と萌えてしましましたとさ。

「年下のひと」1999年フランス

さすがに歴史の国フランスである。内容はデカプリの
「太陽と月に背いて」のノリだが、同じ19世紀が舞台
でも、あっちがハリウッドの軽薄さがあったのに対し
重厚なセットに正確な歴史考証、特に出だしの7月
革命のシーンはすばらしい。
と思ったら、内容は「やおい」(山がない・落ちがない・意味がないの略)
やたらもてる女サンドと、その恋人でしょっちゅう過去の男に嫉妬して大暴れしているマジメルが、くっついたり離れたりしてる退屈な話。
これが延々3時間続く。サンド役ビノシュが知的でさわやかなのが救いだが、とにかく退屈
・・・・肩が凝ってしまいました。
マジメルのひげ面似合わない。
でもビノシュってステキだなー。あんだけパワフルで知的な女性を「嫌みもなく」
演じることのできる女優も珍しい。雰囲気が誰かに似てるなーと思ったら、往年の
名女優キャサリン・ヘップバーンに似てる(主観です)
あまりに知的なので、ママンの気を引くため悪さばかりするマジメルがアホに見えました。


                

                 

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